じゃがいもの保存方法について。芽が出たら食べられない?

じゃがいもの保存方法について。芽が出たら食べられない?

じゃがいもは一年中手に入る便利な食材ですが、買ってきたらすぐに使い切れないこともありますよね。じゃがいもは水分が多く、芽が出やすい野菜なので、保存方法には注意が必要です。今回は、じゃがいもの保存方法や芽の有無、賞味期限や冷凍保存の方法など、主婦の皆さんが知っておきたい6つのことをご紹介します。

1. じゃがいもの種類によって保存方法が異なる

まず、じゃがいもには大きく分けて「メークイン」と「男爵」の2種類があります。メークインは水分が多く、煮崩れしやすいので、煮物やスープなどに向いています。男爵は水分が少なく、ほくほくとした食感が特徴で、フライやグラタンなどに向いています。これらのじゃがいもは保存方法や賞味期限が異なるので、注意しましょう。

2. じゃがいもは常温か冷蔵で保存する

じゃがいもは未開封であれば常温でも保存できますが、開封したら必ず常温か冷蔵で保存しましょう。常温で保存する場合は、風通しの良い冷暗所に入れます。開封後の賞味期限は2~3週間程度です。冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包んで野菜室に入れます。開封後の賞味期限は1~2か月程度です。

3. 芽が出たじゃがいもは食べられる場合がある

芽が出たじゃがいもは食べられる場合と食べられない場合があります。芽とその周りの部分には有毒物質であるソラニンという成分が含まれています。この成分を摂り過ぎると吐き気や頭痛などの症状を引き起こすことがあります。芽が出たじゃがいもを食べる前には必ず以下の点をチェックしましょう。

  • 芽の長さや太さ
  • 皮の色や硬さ
  • 肉質や水分量

これらのチェックで判断する基準は以下の通りです。

  • 芽の長さや太さ:芽が1cm以下で細く白っぽい場合は食べられます。芽が1cm以上で太く緑っぽい場合は食べられません。
  • 皮の色や硬さ:皮が黄色くて柔らかい場合は食べられます。皮が緑色や茶色で硬い場合は食べられません。
  • 肉質や水分量:肉質が白くてしっとりしている場合は食べられます。肉質が灰色や黒色で乾燥している場合は食べられません。

これらのチェックで食べられると判断した場合は、必ず芽とその周りの部分を深めに取り除いてから調理しましょう。また、芽が出たじゃがいもはできるだけ早く食べるようにしましょう。

4. じゃがいもは冷凍保存もできる

じゃがいもは冷凍保存もできます。冷凍保存する場合は、以下の手順で行いましょう。

  • じゃがいもを皮ごと洗って水気を切る
  • じゃがいもを食べやすい大きさに切る
  • 鍋に水と塩(分量外)を入れて沸騰させる
  • じゃがいもを入れて5分ほど茹でる
  • ザルに上げて水気を切る
  • 冷凍用の保存袋に入れて空気を抜く
  • 冷凍庫に入れる

冷凍したじゃがいもは約3か月程度保存できます。ただし、冷凍すると食感が悪くなるので、生食には向きません。冷凍したじゃがいもは凍ったまま加熱調理に使いましょう。カレーやシチュー、コロッケなどにおすすめです。

5. じゃがいものシャキシャキ感を復活させる方法

じゃがいもがしなしなしてしまった場合は、シャキシャキ感を復活させる方法があります。以下の方法を試してみましょう。

  • 水にさらす
  • 氷水につける
  • レンジでチンする

水にさらす方法は、じゃがいもを水に10分ほど浸けてから水気を切るだけです。水分を補給することで、シャキシャキ感が戻ります。氷水につける方法は、じゃがいもを氷水に5分ほど浸けてから水気を切るだけです。低温で収縮することで、シャキシャキ感が戻ります。レンジでチンする方法は、じゃがいもをラップで包んでレンジで10秒ほど加熱するだけです。熱で膨張することで、シャキシャキ感が戻ります。

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