生姜の保存方法について。すりおろすと長持ちするって本当?

生姜の保存方法について。すりおろすと長持ちするって本当?

姜は辛味と香りが魅力で、食欲増進や体温上昇、免疫力アップなどの効果も期待できますよね。そんな生姜の保存方法はどうしていますか?生姜は一度に使う量が少ないので、買ってきたらすぐにすりおろして冷凍すると長持ちすると聞いたことがあります。でも、本当にそうなのでしょうか?今回は、生姜の保存方法について調べてみました。常温・冷蔵・冷凍のそれぞれの方法と、すりおろすと長持ちするという噂の真相について、6つの章に分けてご紹介します。

1.生姜の選び方

生姜の保存方法を考える前に、まずは鮮度の良い生姜を選ぶことが大切です。鮮度の良い生姜を選ぶポイントは、次の3つです。

 

  • 皮にハリがあり、できるだけ大きな固まりのもの
  • 表面に変色や傷のないもの
  • 生姜の縞模様と色が均一なもの
また、生姜の形がいびつだと悪い状態のものに見えますが、生姜は大きな根茎を切り分けて販売されるものなので、形がいびつであっても味に問題はありません。生姜は一年中スーパーで見かけますが、旬は収穫期である秋ごろの9月~10月です。この頃に販売される生姜は大きくみずみずしいので、たくさん買って保存するのにおすすめですよ。

 

2.生姜の冷蔵での保存方法と賞味期限

>生姜は冷蔵で1~2週間程度保存できます。生姜は一度カットすると、切り口から水分が出て傷みやすいです。長持ちさせるためには、丁寧な保存が必要です。まず、水で洗ってきれいに汚れを取りましょう。凹凸の部分は、スプーンでこそげ取ると洗いやすいですよ。切り口をラップで覆ってから、キッチンペーパーで包みます。ポリ袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室へ入れてください。ポリ袋の口を密封すると水滴が溜まり、生姜が傷みやすくなるため、軽く閉めておきましょう。水に浸すと長持ちする方法もあります。きれいに洗ってから保存容器や瓶に入れ、生姜がかぶるくらいの水を注いでふたをし、冷蔵庫の野菜室に保存します。1ヶ月程度保存可能です。乾燥を防ぎ、みずみずしい状態で保存できますよ。水は2、3日おきに取り換えてくださいね。

 

3.生姜の冷凍での保存方法と賞味期限

生姜は冷凍で1~2ヶ月程度保存できます。ラップに包んで冷凍用保存袋に入れると、丸ごと冷凍保存可能です。もしくは、用途に合わせて薄切りや千切り、みじん切りにしておくと使いやすいですよ。解凍すると生姜特有のシャキッとした食感はなくなるので、加熱して使うのがおすすめです。炒め物や煮物の香りづけにしたり、うどんや鍋物の薬味に使ったりしましょう。丸ごと冷凍した場合

冷凍のすりおろししょうがは、そのまま使えるので便利ですよ。そうめんや冷や奴だけでなく、刺身や鍋物の薬味などさまざまな料理に使えます。温かい紅茶や牛乳、ワインなど、いろいろな飲み物に入れても楽しめますよ。みそ汁やスープに入れてもおいしいです。すりおろししょうがは、ラップにのせて、平らに薄く包んで冷凍します。冷凍庫で1~2ヶ月程度保存可能です。簡単に包丁で切れるので、使う分だけ取り出せます。手でポキッと折ってもOK。使う量ずつ小分けにし、ラップに包んでおいても便利ですね。使用する際は、包丁でカットするか手で折って、使う量ずつ取り出してください。

4.生姜の栄養素とその効果

生姜には、ジンゲロールやショウガオールという成分が含まれています。これらは、生姜の辛味や香りのもとになる成分で、発汗作用や血行促進作用があります。発汗作用は、体温を上げて代謝を高め、風邪やインフルエンザの予防や症状の緩和に役立ちます。血行促進作用は、血液の流れを良くして、冷え性や肩こり、筋肉痛などの改善に役立ちます。また、ジンゲロールやショウガオールは、消化促進作用や胃腸の働きを整える作用もあります。消化促進作用は、食欲不振や胃もたれなどの改善に役立ちます。胃腸の働きを整える作用は、下痢や便秘などの改善に役立ちます。さらに、生姜にはビタミンB6やカリウムなどの栄養素も含まれています。ビタミンB6は、神経系の健康や免疫力の向上に役立ちます。カリウムは、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。生姜は、健康にも美容にも嬉しい食材なのです。

 

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